Q.母屋・胴縁のサイズが216mmと半端な数値なのはなぜですか?
これは、当社がyess建築の事業を開始する時に導入した米国のシステム建築において母屋(屋根を支える部材)の高さが8.5インチだったからです。これをmmになおして216mmとなったのです。通常、在来工法で用いる母屋材は高さが100mm~150mm程度ですから、yess建築で使う母屋材は背の高い母屋を使用しています。yess建築は在来建築と比べると鉄骨の重さが60%程度と非常に軽く出来ています。軽さの理由の一つとしては、この背の高い母屋を使用している点にあります。さらに胴縁(外壁を支える部材)も軽量化に寄与しています。
これら母屋・胴縁は、材料をコイル材(薄い鋼板を巻いてコイル状にした材料)で購入し、当社のyess建築専用工場の自動化製造ラインで、穴明け→切断→成形→電磁誘導加熱→塗装→乾燥までのすべてを一貫して自動生産しています。このため、この216mmの母屋・胴縁は当社の千葉工場でしか生産しておらず、日本中どこを探しても販売されていません。母屋・胴縁の形状はC形とZ形の2種類で、板厚は1.6mm~3.2mmの間で5種類あり、いずれも軽量ながら大きな荷重に耐えることができる部材です。この軽くて高い性能を持った母屋と胴縁がyess建築の軽量化の大きな理由の一つです。
Q.低コストなのに断熱性が優れているのはなぜですか?
建物に侵入してくる熱の70%が屋根から入ります。この部分に非常に安価で断熱効果の高いYマットを使用することで低コストでも断熱性能の高い建物を造ることができます。Yマットは鋼板だけの屋根と比べるとその断熱性能(*1)は10.6倍にも上がります。一方で在来鉄骨工法では、一般的に折板屋根が用いられます。この折板屋根下に断熱材を入れる場合、構造的に母屋の間隔が広いためにYマットのようなマット状の断熱材を敷き込むことが困難です。また、折版屋根は山高も大きいので、屋根材とマットの密着ができず、効果的な断熱性能を得ることは難しいと言えます。
*1:熱還流率による性能評価。熱還流率とは断熱材の内側と外側との温度差による評価単位です。
Q.設計事務所に相談しなくても建てられますか?
「京都府地域づくり優良工事施工者」を 受賞した地域密着の建設会社が設計・施工で建設を行います。京都には景観条例など他県に比べ、特殊な条例も多くあります。過去の建築により、多くの京都府内の近隣データを保有しているためより詳細なご提案が可能となっています。
Q.増改築に対応できますか?
yess建築で施工された建物であれば問題なく対応可能です。また、yess建築で施工されていない建物でも、増築前の(既設)建物と増築部とを完全に分離した構造とし、外壁や屋根のみを接続させることにより増改築が可能となります。
Q.スレートの屋根や外壁に対応できますか?
残念ながら屋根・外壁材にスレートを使用することはできません。
yess建築は、鉄骨と屋根・外壁材とそれらを支える母屋材(屋根を支える部材)・胴縁材(外壁を支える部材)、建具類などが全て標準化されており、その設計と納まりがあらかじめ設定されています。そのため、スレートのような外装材を屋根・外壁に使用する場合にはyess建築の部品類を使用することができません。すなわち、yess建築ではない建物となってしまい、yess建築の目指す、低価格・高品質・短工期を実現することができなくなってしまいます。
Q.yess建築を建てた後、将来、太陽光発電や屋上緑化を載せることは可能ですか?
理想的には、太陽光パネルや緑化カセットの単位重量をあらかじめ屋根への搭載荷重として見込んだ設計をしておく必要があります。また、屋根の種類はSSルーフが一番容易に取付けることが出来ます。しかし、設計段階で搭載荷重として見込んでいない建物でも、強度の確認をすることで搭載が可能なケースもありますので、ご計画、ご相談がございましたら当社の営業担当までご一報ください。