お電話でお問い合わせカタログダウンロード無料見積もり
お役立ち情報
ARTICLES
「京都市の景観行政(その2)」~景観計画区域~

前回でもお伝えしたように、京都市の景観計画区域は、①風致地区、②美観地区等、③建造物修景地区の3種類があります。
風致地区は、良好な自然環境を保持している区域、史跡、神社仏閣等がある歴史的な町並みを有する区域で、京都市内では主に山際の地域で指定されています。美観地区等(景観地区)とは、市街地の良好な景観の形成を図るために定める地区のことです。京都市では、おおむね、北大路通、東大路通、九条通、西大路通に囲まれた地域が指定されています。この二つの地区では、景観の基準も厳しく、工場や倉庫を建築する立地としては、適しているとは思えません。
上記の2地区及びらくなん進都などの産業集積地区を除いた地域は建造物修景地区に指定されています。さらに、この地区は下図のように、「山ろく型」、「山並み背景型」、「岸辺型」、「町並み型」の4つに類型化されています。色彩に関してはどの地域も共通で屋根は光沢のない濃い黒、灰色、茶色に、外壁は色相と彩度に制限を設けています。「山ろく型」と「岸辺型」では、勾配屋根とし、かつ軒の出を60センチ以上、けらばの出を30センチ以上と規定することや、室外機を格子で囲うことなどを求めています。
次回は、「京の景観ガイドライン」の「広告物編」を取り上げます。

カタログダウンロード 無料見積もり
京都でNO.1を目指す工場建設・倉庫建築プロ集団    京都で倉庫建築・工場建築を低価格で実現するお電話でのお問い合わせ
お電話でお問い合わせ メールでお問い合わせ カタログダウンロード申込みはこちらから
Copyright espace All Rights Reserved.
プライバシーポリシー